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千葉銀行からの転職先で人気があるのはどこ?ベスト3を紹介!

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千葉銀行と言えば地方銀行の中でも大手の銀行で、2021年時点での支店数は160店舗と多く、ニューヨークや香港、ロンドンなどにも支店があります。

また、預金量・融資量も多く、地方銀行の預金量と貸出金のランキングではトップ3に入っています。

さらに、千葉銀行の平均年収は740万円と高くなっています。地方銀行の平均年収が640万円程度と言われていますので、どれくらい高いかがわかるかと思います。

ただ、いくら給料が高くても仕事内容が大変で転職していく方も多いようです。今回は千葉銀行からの転職先としてどこが人気なのかを元千葉銀行員の方から教えていただきました。

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目次

千葉銀行の古い体質に耐えられず20代後半で転職

私は大学を卒業後、千葉銀行に入行しました。2ヶ月間の研修の後、配属店にて、後方支援業務(預金・為替)に従事しました。半年後、個人・法人のローン商品や預り資産営業を行いました。

徐々に融資渉外を任され50社程度の顧客を担当していました。4年目になるタイミングで退職しました。

旧体質の組織に耐えられず退職を決意


地方銀行では、未だに古い組織体質が残っており、パワハラ、セクハラの常態化はもちろんですが、最も理解し難いことは評価制度が不透明であることでした。

管理者である、支店長の裁量によるところは仕方ないと思うのですが、支店長の考課基準が明確に定まっていないことが問題であり、支店長が評価されやすい人事考課になっていました。

そのため、誰のために仕事をしているのか?困っている顧客より支店長のために仕事をしているのではと疑問を抱き退職を検討しました。

お客様の意向を無視した営業スタイルが嫌だった

私は地元の人のために仕事がしたいと考え銀行に入行しました。しかし、実際は本部が求める業績や評価されやすい商品の案内に固執しており、顧客の意向は後回しでした。

今でも忘れない出来事として、運転資金として、100万円の融資を受けた顧客に対し、支店長から10万円の外貨預金を利用させろと命じられたことがあります。

顧客は、100万円すらない状況で、10万円を外貨預金に入れなければいけませんでした。私はこのような人のためになっていない仕事に不満を抱き、胸を張ることができる仕事をしようと転職に至りました。

千葉銀行からの転職先として人気がある企業を紹介!

次に私が勤めていた際に転職していった同期や先輩などから人気の転職先を紹介させていただきます。

地方公務員

やはり地方公務員(県内各市町村、特に人気は千葉市)は圧倒的に人気があります。

転職を検討しているほとんどの行員は、現在の仕事や人間関係に疲弊しており、お金ややりがいよりも安定性を最も重要視していました。

これ以上、疲弊することは避け、穏やかに人生を過ごすことができる公務員を選択するしているのだと思います。

また、試験勉強に抵抗がないことも人気の理由として挙げることができます。銀行の人事制度として、自己啓発を推奨しており、銀行業務検定などの検定試験の受験を半ば強制的に受験させるため、定期的に試験勉強をしています。

そのため、試験勉強への意識ハードルは低く、試験さえ受かれば安定を手に入れることができる公務員が人気につながっていると思います。

さらに、地元に有力企業が少ないことも公務員への転職人気を後押しする要因と考えます。やはり、県内には同条件の待遇を貰える企業はなく、転職先として検討しにくいと考えられます。

プルデンシャル生命

2番目に転職先として多いのはプルデンシャル生命です。理由としては、スカウトが来るためです。入行後のあるあるとして、銀行OBのプルデンシャル生命営業マンからファミレス等に呼び出され、保険の話を聞かされます。

その際に、同期を何人か紹介を求められ、芋づる式にプルデンシャル生命の営業マンと関わりを持つ人間が増えていきます。

3.4年経過すると、銀行でしっかり頑張っている人には、保険の営業ではなく、プルデンシャル生命への転職のスカウトが開始されます。

プルデンシャル生命側にも、何人採用しなければいけないというノルマも設定されており、優秀な人材には必死で声かけしていました。

また、優秀な人材は、不透明な評価制度などを理由に、銀行に対して不満を持っている人間も多く、自分の力で稼ぐことができる、保険営業に関心を持ちはじめる傾向にあります。

そのため、お互いのメリットが合致し、人気につながっているのではないでしょうか。

日本M&Aセンター

徐々に人気が増しているのは日本M&Aセンターなど、M&Aを専門にしている企業です。こちらに転職する人の特徴としては、優秀な人材であることはもちろん、中堅層からの転職や営業企画部などの本部部署からの流出が多いことです。

世の中では、銀行員は外に出たら通用するスキルが少ない、つまりポータブルスキルがないと言われ、中堅層の転職が少ない状況であったため、新たな受皿として登場したM&A領域が人気になったのではないかと思います。

また、地方銀行においては存続の危機を迎える経営状況の中、エリアを跨ぐM&Aなどに注力しており、行員にとってM&Aが身近な存在となり、ダイナミックな業務内容や今後の将来性に惹かれて転職につながっているのではないかと思います。

しかし、若手からの転職者は少なく、上記の1位2位と比較しますと、人気は劣ります。やはり、業務の難易度は高く、業績が重視されるため尻込みしているのかもしれません。

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最後に

千葉銀行から転職する人はけっこういます。やはりどれだけ待遇が良くてもやりがいのない仕事を続けることは難しいと思います。

地方銀行からの転職は意外と簡単にできます。地方銀行に勤めていたということは一定水準の社会的な知識を持っていると思ってもらえます。ですので、転職活動は思っているよりも楽に行うことができます。

また、実際に転職してみても地方銀行時代よりは仕事は楽なケースが多いです。あれだけ大変な業界で働いてきたのであればどこでも仕事はこなせると思います。

仕事が大変で転職を考えているという方は一度検討してみると良いと思います。地方公務員を目指そうと考えている方はすぐに勉強を始めましょう!

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