東濃信用金庫は岐阜県多治見市に本店がある信用金庫で、地元の人からは「とうしん」の名で親しまれています。支店は岐阜県内だけでなく愛知県にもあり、全部で56店舗展開しています。
岐阜県内には6つの信用金庫がありますが、東濃信用金庫はその中でも2位という位置にある信金です。
信用金庫ですので給与水準も高くやりがいのある仕事だと思われる方が多いかもしれませんが実際は給料は低く、仕事量と給与が割に合わないと思い転職する人も多いようです。
今回は20代で東濃信用金庫から転職をした女性に転職先としてどこが人気なのかを聞いてみました。
仕事を辞めたい!転職したい!と考えている方の参考になれば幸いです。
東濃信用金庫から転職した主な理由は2つ
新入社員として、信用金庫に入庫した者です。約2年勤めたあと、転職を決意し、小売業へと転職いたしました。
信用金庫に入庫してよかった点といえば、その後の就職先でも信頼できる人材として評価されることだと思います。
ですが、退職した理由としては以下の点です。
職場の雰囲気や人間関係がとても大変でした。やはり女子は女子で上下関係やいじめが多かったです。
- 人間関係がとても大変
- 職場の雰囲気が悪い
人間関係がとても大変
ですが、退職した理由としては、職場の雰囲気や人間関係がとても大変でした。やはり女子は女子で上下関係やいじめが多かったです。
中には他の支店では、女の先輩からゴミ箱のゴミを投げつけられたり、スカートの丈の長さなど、一から全部口だしをされた同期もいました。
職場の雰囲気が悪い
そして、店内の雰囲気も、冷蔵庫の中で仕事をしているような雰囲気で、和やかな雰囲気は一切なかったです。
普通の会社ではお菓子や飲み物を食べながら仕事をするなんていう、和やかな雰囲気があるとか聞いたことがありますが、そんな仲の良い雰囲気は一切なく、ホチキスの角度45度や印鑑の向きなど当然以上のことを求められます。
男性庫員も上司から毎回のように罵声を浴びられ、中には有給をもらって4日間程度お休みをされた男性社員もいました。
お昼ごはんも当然取ることは難しく急かされる状況です。男性はタバコを吸いながら、おにぎりを片手に持って食べて、すぐに外回りに出る方もいました。
東濃信用金庫からの転職先として女性に人気のある企業を紹介!
次に私が勤めていた際に転職していった同期や先輩などから人気の転職先を紹介させていただきます。
株式会社アルペン
設立 | 資本金 | 従業員数 | 平均年収 | 本社所在地 | 採用HP |
1972年7月 | 151億 | 2,600人 | 489万円 | 名古屋市 | 詳細を見る |
株式会社アルペンへの転職が東濃信用金庫では人気があります。人気の理由は東海では有名なスポーツ関連企業であり知名度が高いところだと思います。創立50年以上の会社ですので信頼性も高いです。
私は株式会社アルペンへ転職しました。転職してまだ日は浅いですが皆さんとても親切で、いじめとかは全く無いです。
女性のスタッフも年齢がある程度ある方は、それぞれが自分の家庭をもっているので変な干渉を持たれることがなく、とても優しく関わってくれています。
それと比べて信金はプライドい女性が多く、無駄に干渉してくる独身女性が残っているので戦場でした。こちらは戦うつもりはなくても、宣戦布告してくる雰囲気でした。
そして、男性も上下関係はなく、みなさん飲み会などでも和気あいあいとしており、パワハラなどもなく楽しい雰囲気です。
業務内容も、人と人のつながりで、楽しく明るく接客ができるので、清々しく、風通しのいい仕事ができます。
信金も「人と人とのつながり」をうたっていますが、本当の人と人とのつながりを実感できるのは、小売業だと思います。そして、店内も広いので、なおさら干渉などはなく、自分の好きな作業ができます。
株式会社ヒマラヤ
設立 | 資本金 | 従業員数 | 平均年収 | 本社所在地 | 採用HP |
1991年 | 2,544百万円 | 688人 | 480万円 | 岐阜市 | 詳細を見る |
次もスポーツ関連会社で東海では有名なスポーツ関連企業です。こちらは本社が岐阜市にあるので転職先として人気があります。
上場企業ですので信頼性も高いですし、スポーツ業界は人気のある業界ですので転職を考える人が多いです。
株式会社ヒマラヤへ転職した先輩によると、残業は1分単位でつけることができるようでサービス残業はほぼないようです。夏冬の賞与以外にも決算賞与が出ることもあり、社員に利益を還元しようという姿勢のある会社のようです。
人間関係も信金と比較するととてもアットホームなようで、働きやすい職場環境のようです。ギスギスした職場環境に疲れたという方にとってはうってつけの企業です。
株式会社ミツトヨ
設立 | 資本金 | 従業員数 | 平均年収 | 本社所在地 | 採用HP |
1934年10月 | 391百万円 | 2,820人 | 600万円 | 川崎市 | 詳細を見る |
次に人気があるのが株式会社ミツトヨの事務職です。本社は川崎市にありますが、工場が中津川にあります。
私の友人がこちらの事務職に転職しました。上下関係が少なく、上司や女の先輩にも頼れる環境でとても働きやすいようです。
親睦会として、毎年バーベキューをやっており、そういう場面で親睦を深めることもできます。
男性も、信用金庫とは違ってそんな罵声を浴びることとなる場面も少ないみたいで、体調を崩したときも、プライベートで心配のメールをしてくれるようです。
飲み会もプライベートで行きたくなるくらい、ラフな雰囲気で、その友人も仕事後にリフレッシュとして、上司や同僚と飲み会に行くみたいです。
地方公務員
信用金庫のような民間企業じゃなくて公務員になりたいと思い勉強をする同僚も多くいました。
特に『地方公務員』は人気でした。具体的には岐阜県や愛知県の職員を目指すという人が多かったです。
信用金庫は今後も安泰だと思う方もいるかもしれませんが、信金は岐阜県内に6つもありますし、それ以外にも大垣共立銀行という強敵が岐阜県内にはあります。
将来性ということを考えた場合、若いうちに地方公務員へ転職した方が良いと考える方も多かったです。地方公務員の採用試験には年齢制限がありますしね。
最後に
信用金庫の体制は良くも悪くも古いままというところが多く、年功序列のために若いうちは給料が低くて大変なんて声もよく聞きます。
ですので、若いうちからバリバリ働いて稼ぎたいと思っている方にとっては物足りなく感じるかもしれません。20代であれば転職先もすぐに見つかりますので、転職という選択もアリだと思います。
信用金庫からの転職は意外と簡単にできます。信用金庫に勤めていたということは一定水準の社会的な知識を持っていると思ってもらえます。ですので、転職活動は思っているよりも楽に行うことができます。
また、実際に転職してみても信用金庫行時代よりは仕事は楽なケースが多いです。あれだけ大変な業界で働いてきたのであればどこでも仕事はこなせると思います。
仕事が大変で転職を考えているという方は一度検討してみると良いと思います。地方公務員を目指そうと考えている方は年齢制限もありますのですぐに勉強を始めましょう!
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