銀行員として今後も働き続けるか、辞めて転職をしようか悩んでいる方は多いと思います。
ただ、転職をすると年収が下がるんじゃないか?自分に合った求人はあるのか?
そんなことを考えてしまい転職活動に二の足を踏んでいる方はまず求人を実際に見てみることをお勧めします。
転職には年齢の壁があるなんて言われていますが、40代で転職に成功している方は数多くいます。
転職市場は一昔前よりも活発化しており、大手企業からの求人もあります。転職サイトは無料で利用できますのでまずは確認してみましょう。
その上で転職をするのか、現在勤めている銀行にしがみつくのか考えてみるのが良いと思います。
銀行員の仕事にしがみつくかどうかは年齢次第
銀行員の仕事にしがみついた方がいいのかどうかは年齢が関係してきます。厚生労働省より発表された「令和2年雇用動向調査結果の概要」によると50歳を超えて転職した場合、年収は下がった人の割合の方が多いです。
そのため、50歳を超えた方は年収面で考えた場合、転職をせず今の職場で定年まで頑張り続けた方が良いと言えそうです。
銀行員の給与は他の業界よりも高い傾向があるので、年収が下がる可能性はより高くなります。
逆に、50歳未満の方は転職をしても今の給与水準を維持できる可能性の方が高いということです。
転職に必要なスキルは年齢によって違う
企業が求人を出している理由は人材が不足しているということです。そして、企業が求めている人材は年齢によって大きく異なります。
年齢を重ねると求められる能力も高くなりますし、即戦力として期待されます。
20代に求められること
銀行に入行したけれど想像と違ったと思い転職を考えている方は第二新卒(新卒1~3年目)を利用することで知識やスキルが身についていなかったとしても採用の機会はあります。
20代はを即戦力というよりも、今後のポテンシャルに期待されているということです。仕事に対しての意欲が高く、数年後に活躍してくれる人材を求めています。
20代後半になると銀行員としての経験も採用のポイントになります。銀行員として勤務した経験はどの業界に行っても活かすことができるので自信を持って転職活動を行ってください。
30代に求められること
30代になると即戦力として会社で働くことができるのかという点を見られます。20代の頃よりも経験やスキルが重視されます。
即戦力として採用し、ゆくゆくは管理職に就いてもらいたいと考えています。となるとチームをまとめる統率力やリーダーシップが求められます。
自分が転職先でどのように活躍できるのか、即戦力として貢献できるのかを具体的に把握しておく必要があります。
40代に求められること
40代になると要求される能力やスキルはより高くなります。知識があることは当たり前で、それに加えてチームやプロジェクトを先頭に立って進めていくマネジメント能力が必要になります。
リーダーシップもマネジメントに必要な能力の一つです。部下をまとめて引っ張っていくだけでなく、組織を管理していく力も大切です。
また、部下を育成する能力を必要とされます。40代銀行員であれば役職に就いている方も多いと思うので、そこでの経験を活かすことで転職も可能です。
最後に
銀行員にしがみつくかどうかは自分の年齢によって考えてみると良いと思います。50歳を超えているようであれば転職後の年収は下がる可能性が高いのでしがみつくのはありでしょう。
ただ、20~30代であれば年収も上がり待遇も良くなる転職先も比較的簡単に見つかるはずです。ですので、悩んでいる方は一度転職サイトを見てみることをお勧めします。
銀行員として働いた経験があれば、どの職種に行っても活躍することができます。私の経験上、能力が高い人ほど転職していくイメージがあります。
最近では転職市場も活発化しており、一昔前よりはどの年代の人も転職しやすくはなりましたが、年齢を重ねると転職が難しくなるのは変わっていません。
銀行員として今後も数十年間働き続けるかどうかしっかりと考えて転職活動スタートするようにしましょう。
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