銀行事務で働き始めるまでは楽そうな仕事と思っていたけれど、働き始めたら想像以上に辛いし辞めたい!そう思っている人はとても多いです。
一般企業の事務よりも銀行の事務の方が大変なケースがほとんどです。お金を取り扱うのでミスが許されませんし、事務職なのに営業ノルマがありますからね。
事務なのにノルマがあるなんて他の業界ではほとんどありません。3年以内に転職をしていく人が多いのも理解できます。
20代であれば優良企業への転職も可能ですし、未経験でも問題なく転職することができますからね。
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今回は銀行事務が辛い理由と転職事情について紹介させていただきます。
銀行事務が辛い理由は6つ
銀行事務が他の企業の事務と違って辛い理由は6つあります。
お金を取り扱うので神経を使う
銀行はお客様のお金を取り扱う仕事ですのでミスが許されません。1円でも金額が違うと大問題です。
お客様に謝罪をして本部にミスの報告書を上げるなどしなくてはならず、1日中その対応に追われるなんてこともあります。
他の会社であれば「すいませんでした!」の一言で終わることが、銀行ではそうはいかないのです。
マニュアルが多過ぎる
銀行業務はミスが許されませんので、基本的にどんな業務にもマニュアルがあります。銀行の仕事が覚えることが多いのもマニュアルが多いためです。
こんな細かなこと気にしなくていいじゃなかい!って思うかもせれませんが、そうはいかないのが銀行です。
お客様からも融通が利かないなんて言われれることは日常茶飯事です。アナログな業務も多く、無駄な仕事が多いので仕事量が多くなり大変です。
面倒なお客様が多い
銀行には老若男女問わず幅広いお客様が来店します。ただ、基本的に窓口に来るお客様は高齢なお金を持った方が多いです。
優しい方もいますが、大口顧客なんだからなんとかしなさいよ!とめちゃくちゃなことを言う人もいます。
大口顧客なので無下にもできませんし対応が大変です。理不尽なことを言われても笑顔で対応しないといけませんので大変です。
休み時間を確保できない
銀行事務は決まった休み時間はなく、順番に昼休憩を取ります。一応1時間休憩して良いことになっていますが、1時間しっかりと休めることなんてほとんどないです。
暇な支店であればゆっくりできるかもしれませんが、忙しい支店であれば昼ご飯を食べてすぐに勤務です。酷いときは休みなしです。
事務なのにノルマがある
銀行事務は営業ノルマが割り振られます。定期預金や定期積金などの預金だけでなく投資信託や個人年金、学資保険などのノルマもあります。
他にもクレジットカードの契約件数もノルマとして割り振られることもあります。私は使いもしない自社のクレジットカードを2枚作りました(笑)
給料が低い
これだけ大変なのに給料は低いです。銀行は給料が高いと思われがちですが役職に就くまではすごく低いです。
最近では経費削減のため残業をしないよう言われていますので、残業代はほとんどありません。
定時で帰宅できるのは嬉しいですが、毎月給料明細を見ると金額の少なさにびっくりしてしまいます。
給料が高ければ仕事を頑張る気にもなりますが、給料は安くて仕事量は多いなんて割に合わないですし辞めたいと思う人が多いのは当然だと思います。
銀行事務からの早めの転職はアリ
銀行事務は他の一般事務と比較して仕事量は多いし大変です。ですので、転職を検討するのはアリだと思います。
銀行事務として勤務していた方であればどんな業界に行っても問題なく働くことができます。銀行での経験を活かして転職活動を始めてみましょう。
銀行事務は転職しやすい
銀行で勤務していたというは転職では有利に働くことが多いです。銀行員の転職が有利な理由は以下の3つです。
- 信頼できる人だと判断してもらえる
- 数字に強く正確な仕事ができると判断してもらえる
- コミュニケーション能力が高いと判断してもらえる
信頼できる人だと判断してもらえる
銀行で働いていたというだけで一般的な社会人としてのスキルは備えており、信頼できる人と判断してもらえるからです。
銀行という職業を知らない人はいませんので、どんな業界で働いてきたかが誰にでもわかるというのが評価が高い理由だと思います。
元銀行員と言ってネガティブな印象を持たれることがありませんので、書類選考の段階で落とされる可能性も低いです。
数字に強く仕事の正確性が高いと判断してもらえる
銀行で毎日働いていると嫌でも数字に強くなりますし、仕事でのミスも少なくなってきます。自分で思っている以上に仕事の正確性は高いです。
また、仕事の処理速度も早いので転職市場では重宝されます。元銀行員の人は仕事が早くて正確な人が多いというイメージがありますので転職活動に有利に働きます。
コミュニケーション能力が高い
銀行事務をしていると様々なお客様と日々接することになりますのでコミュニケーション能力は自然と高くなります。
また、窓口に来るお客様は年齢層の高い方が多いので、幅広い年齢層の方とも話す力も身についています。
社会に出ると年上の方と接する機会の方が圧倒的に多いので、気後れすることなく話すことできるのはポイントが高いです。
銀行で働きながら転職活動するのがオススメ!
転職活動は退職後にゆっくりと始めようと考えている方もいるかもしれませんが、私は銀行で働きながらすることをオススメします。
その理由は以下の3点です。
- 収入がないのはキツイ
- 転職活動の長期化を防ぐため
- 銀行で働いて期間は長い方が良い
やはり毎月の収入がないのは不安です。毎月貯金が減っていくだけの生活というのは想像以上に精神的にキツイです。
早く働くなくちゃ!と焦ってしまい、妥協して条件の悪い企業に転職してしまうことのないように金銭的な余裕があった方が転職は成功しやすいです。
また、一度辞めてからだと転職活動が長期化する傾向があります。失業保険も貰いながらゆっくり考えようなんて思っていたらいつの間にか半年経過してしまったなんてことに。
離職している期間が長くなればなるほど転職では不利になりますので、在職中に転職活動をするようにしましょう。
最後に、嫌で嫌で仕方ない銀行事務かもしれませんが、耐えられるようであれば銀行にはできるだけ長く勤務するようにしましょう。
銀行ほど多種多様な仕事をこなす仕事はありません。営業をしながら事務作業をし、老若男女とコミュニケーションを取ります。
働いているときは気づかないかもしれませんが、銀行では社会人としての様々なスキルを身につけることができます。
社会情勢にも詳しくなりますし、生きていくうえで必要なお金についての知識も増やすことができます。
後々銀行で働いていた経験が活きることも多いです。私も転職してから銀行での経験が役立っていると感じています。
銀行事務が転職を成功させるために必要な事前準備!
転職が成功するかどうかは全て事前準備にかかっていると言っても過言ではありません。ですので、事前準備はしっかりと行いましょう。
自己分析をしっかりと行う
自己分析を行い、自分がどのような働き方やキャリアパスを望むかを明確にすることも大切です。これによって、希望する職種や企業を見つけることができます。
銀行員として勤務したことで自分が働くうえで何を重要視するのか分かったと思います。それをよく考えて次の就職先を探すようにしましょう。
業界についての情報収集をする
希望する業界や職種に関する知識を習得することが重要です。関連する書籍や専門サイトなどを読んで、業界や職種についての情報を収集しましょう。
最低限採用面接を受ける企業のホームページは見るようにしましょう。面接の際に採用担当者に質問をすることができると好印象を与えやすいです。
スキルアップをしておく
必要なスキルを習得することも重要です。自分が希望する職種で求められるスキルを分析し、自己啓発書籍やオンラインコースなどで学ぶことが大切です。
業界や企業に関する情報を得るために、セミナーやイベントに参加することも有効です。
また、業界関係者とのネットワークを構築することも重要です。LinkedInなどのSNSを活用して、自分をアピールしましょう。
自己アピールを考えておく
その企業が求める人物像やビジョンなどを理解し、面接でアピールすることが重要です。履歴書や職務経歴書の作成に時間をかけ、自分の強みや実績をアピールするようにしましょう。
また、面接でのコミュニケーション能力も重要です。練習を重ね、自信をつけることが必要です。
転職理由はポジティブに伝える
銀行を辞める理由は必ず聞かれますのでしっかりと返答できるよう準備しておきましょう。
- 退職理由
- 再就職の理由
- 前職での経験と仕事内容
面接で必ず聞かれるであろう質問は上記の通りです。間違っても「上司と上手くいかなかった」「給料が安かった」なんてマイナスな理由をそのまま採用担当者に伝えることは避けましょう。
ポジティブな言い換えをして伝えるようにしましょう。
20代に特化した転職エージェントを利用する
再就職をしたいと本気で考えているのであれば、20代向けの転職エージェントを利用することをおすすめします。
転職エージェントを利用することで自分が希望しない求人に応募してしまったり、ブラック企業に転職してしまう可能性を低くすることができるからです。
転職エージェントは無料で利用できますので、1つではなく2~3つ程度の転職エージェントを利用すると良いでしょう。
銀行事務の転職で利用したいサービスは3つ!
転職をするにあたって転職サイトや転職エージェントを積極的に活用しましょう。転職サイトは数多くありますが、20代の転職に強いサービスを利用するのがオススメです。
20代向けのサービスを提供しているサイトはサポートも手厚いです。特に無職の期間が長かった方は担当者と相談しながら進めていくのが良いでしょう。
数ある転職サービスの中でオススメなのは以下の3つです。
「doda」なら転職サイト・エージェントしても使える
再就職を考え始めたら最初に登録をするなら「doda」です。転職サイトと転職エージェント両方の機能を兼ね備えているからです。
まずはエージェントサービスは受けずに、求人をゆっくり探してみたいという方にはピッタリです。
良い求人があったら転職サポートを受けてみるなんてことも可能です。状況に応じてサービスを選ぶことができるため人気があります。
大手転職サイトということで信頼性も高いですし、求人数も多いので「転職者満足度NO.1」というのもうなずけます。
「マイナビエージェント」は20代がオススメする転職支援会社NO.1
マイナイビエージェントの強みは国内最大級の転職実績を持っており、「20代に信頼されている転職エージェントNO.1」だという点です。
また、総合型のエージェントですが各種業界についての知識は豊富です。マイナビエージェントのキャリアアドバイザーは業界専任制で、業界出身者も数多く在籍しています。
有名大手企業の人事との太いパイプを持っており、ここでしか手に入れることのできない公開求人よりも条件面の良い非公開求人情報を提供してもらえたりします。
20代で再就職を考えている元銀行員にとってはうってつけの転職エージェントです。
「キャリアスタート」は20代に特化した就職支援
20代の就職支援に特化した転職エージェントで、手厚いサポートが魅力です。未経験からでも異業種への就職も可能です。
求人の紹介から面接対策、履歴書・職務経歴書などの添削もしっかりしてくれるので、再就職での不安も解消できます。もちろん無料でサービスは受けられます。
キャリアスタートの求人は関東での募集が多いです。関西や中部地方での求人は比較的少ないため、関東以外での就職を希望される場合は他社の転職エージェントとの併用をした方がよいでしょう。
最後に
今回は銀行事務の辛さについて紹介させていただきました。楽だと思って入行したけれど後悔しているなんて方を何人も見てきました。私も後悔した一人です。(笑)
ただ、後悔しても何も変わらないので、転職を考えているようであれば次は失敗しないよう行動しましょう。
転職活動は事前準備が一番大切です。しっかりと準備をしないと転職して後悔したなんてことになりかねません。
まずは転職サイトに登録することから始めてみましょう。転職サイトやエージェントは無料で登録できますので、転職情報を収集することから始めましょう。
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