地方銀行は昔ながらの年功序列の風習が強く残っており、部下に対するパワハラやモラハラは今でも日常茶飯事です。
ただ、セクハラに関しては気をつけるようになった方が多いという話をよく聞きます。私の上司も昔より部下に対する言動に気をつけている言っていました。
ですので、セクハラは減少しているのかと思いきや、残念ながらセクハラ被害は増えているんです。
セクハラという言葉が広く認知された結果、誰かの身体に不要に触ったり、性的な話題をしたりするわかりやすいセクハラは減少しました。
しかし、見えないセクハラ被害は増えているんです。今回は地方銀行で勤務していてセクハラにあい転職した女性にアンケートに協力して頂きました。
こんな令和の時代にも昭和感丸出しのセクハラをしまくるような人はいるんです。我慢するくらいなら転職して次の仕事を探しましょう!
地方銀行でのハラスメントが理由で転職を決意
私は現在は大阪の人材業界でバリバリ働いている28歳の女です。地方銀行では2年半働きました。
今でも思いますが、あれ以上のハラスメントを経験することはもうないかなと考えます。もし人に地方銀行に行くことを相談されたら猛反対します!笑
転職したいと思った理由は以下の通りです。
- 先輩からのセクハラが気持ち悪かった
- お客さんからのセクハラがひどかった
先輩からのセクハラが気持ち悪すぎた
まず、先輩からのセクハラが酷かったです。移動してきた直属のクセの塊の先輩から毎日セクハラの言葉を放たれていました。
しかし、小さな支店のため逃げ場がなく、課長に言ってもあんまり変わらない日々で生理が止まりました。
「今日はアイラインしてないんだね、したほうがかわいいのに。」なんて言われたりしました。
顧客回りために同行している際、誰かに紹介するとき「俺の彼女です」と嘘を簡単に言ったりもしていました。
日常のように好きと言われたりもしていました。興味が全くない人から毎日好きなんて言われたら気持ち悪いですよね。
お客さんからのセクハラ
地方銀行にはノルマがもちろんあり、こなせなければ帰宅できないというライフサイクルでした。
ですので、ノルマをこなすためならちょっとくらいのセクハラならいいかなと思っていました。自分のことを好いてくれるお客さんが金融商品を買ってくれるならセクハラもいいか…と思い、抱きつかれるなど許していました。
しかし、段々とエスカレートしていき、セックスさせてくれたら5000万円あなたにあげると言われるまでになりました。
さすがにそれは断りましたが気持ち悪かったのを覚えています。こんな日々が続くと思うと苦しかったですし辞めたいと思いました。
地方銀行からの転職活動の際に利用した転職サイトはリクルートキャリア
私が転職活動の際に利用した転職サイトはリクルートキャリアです。使い勝手も良く非常に満足しました。
登録したら即担当者から電話がかかってきて、結論から分かりやすいように話をしてくれることがとても良かったです。
また、担当者以外にサブの担当者もいて、優しくいつも親身に相談にのってくれてとても嬉しかったことを覚えています。
結局東京勤務ということがひっかかり、リクルートキャリアを使って入社することはありませんでしたが、今でも転職を本気でするならここだなと思います。
今の職場に入社するにあたり使ったのはアデコという会社でしたが、まあ普通ですね。
リクルートキャリアを使ったあとだったので、物足りない、かゆいところに手が届くという担当者ではなかったので、決まったら早々に連絡をとるのをやめました。
入社させるまでにすごいパワーで押してくる、内定が決まったら放置、といった感じだったのでう~ん。です。
地方銀行から転職して良かったこと悪かったこと
私の転職先は人材業界でした。転職して良かったと思いますが、もちろん悪かった点もあります。
転職して良かったこと
まずは転職して良かった点について紹介させていただきます。
人がとにかく良い
周りには自分と同年代の人ばかりなので、それまでおじさんばかりの中で仕事をしていた私は嬉しかったことを覚えています。
プレッシャーに耐えられる経験をたくさんできた
私が勤めている会社は出来る奴には仕事を際限なく渡すという会社です。なので私はめちゃくちゃ仕事を与えられます。
こんな仕事量をこなせるかと始めのうちは不安でしたが、なんとかやりきることができています。それによりプレッシャーに耐える精神力が得られました。
素敵な友達(戦士?同士?)ができた
上にも書きましたが同年代の人ばかりの職場ですので馴染みやすく入社後すぐに友人ができました。
友人というよりも戦士や同士という言葉が当てはまるかもしれません。過酷な労働環境の中で親近感が芽生えています。
バリバリ働くことができている
毎日バリバリ働く事ができています。若い頃は無理をしてでも働けと言われたことがあったので、その通り毎日夜遅くまで仕事をしています。
働いた分は給料がしっかりと支給されるので毎月の給料日が私の楽しみです。プライベートが充実しているかと言えば疑問ではありますが今の環境には感謝しています。
30代に入ってこの働き方が出来るとは思わないので、もう少し働いたら次の転職先を探そうかなと思ってはいます。
転職して悪かったこと
転職して良かったことばかりではありません。人材業界ならではの習慣があり嫌なことも多々あります。
飲み会が多い
まず、飲み会が多いです。体育会系のノリの業界ですので飲むのがみんな大好きです。私は極力逃げています。
飲み会好きな人が多くて、断らなければ週4ぐらいあるんじゃないかと思います。みんなそれでもバリバリ仕事するので、ゾンビかな、と思っています。
たまにパワハラ系の人が移動してくるとめんどくさい
体育会系の業界なのでたまにパワハラ系の人が移動してきます。何でも気合でなんとかなると思っているのでからまれると面倒です。
会議が好きな人がいるとエンドレス
私が勤めている会社は会議がとても多く、長いときは4時間会議なんてこともありました。要点だけ話せばいいのに、会議が好きな人がいる時はエンドレスでした。
地方銀行からの転職は早い方がいい!
私のような昭和的な酷いセクハラ被害を受けている方は少ないとは思いますが、地方銀行から転職したいと思っている方は多いと思います。
転職活動をしていて思ったのですが、入社してすぐに転職活動をしてもデメリットなんてほぼありません。転職を決めた動機がきちんとあれば大丈夫です。
私には立派な大義名分がありましたしね!(笑)
2年半という短い期間でしたが地方銀行での経験も次の仕事に活かすことはできています。転職を考えている方は20代のうちに転職をすることをオススメします。
20代であればいろんな仕事を選ぶことができます。辛い思いをして働く必要はありません。ぜひ一度転職について考えてみて下さいね。
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