東京や大阪などの都会であれば年収が高い就職先というのは数多くありますが、地方になると新卒で入れる就職先というのは限られます。求人サイトを見ても求人数が都会と地方だと圧倒的に違います。
そのため、地方銀行や信用金庫、公務員という仕事に人気が集まります。世間体も良く一定程度の収入は期待できるからです。
ただ、念願の地方銀行に就職できたものの、仕事量が多かったりノルマに追われて仕事が嫌になり転職する方も多いです。
今回は地元の福井県の地方銀行に就職したものの、転職して大阪で勤務することになった女性にアンケートに協力して頂きました。
地方銀行から転職したいと思った理由は3つ
私は大学卒業後は金融機関で就職したいと就職活動中は思っていました。できるだけ高収入で高年収なところで働きたいと思い就活に挑みました。
その後無事に、地元である福井県の地方銀行へ就職することができました。就職した後は、1年間同じ支店で働きました。そして、その後1年間は別の支店で働きました。
念願かなっての就職でしたが働き始めてすぐに転職を考えるようになりました。その理由は3つあります。
勤務時間が長かったこと
私が勤めていた職場は定時はもちろん決まっているのですが、自分の仕事が終わっても、後輩やできていないかたのサポートまでが仕事の一環とされているため、なかなか帰ることができません。
なので、朝早くから、夜遅くの勤務時間で、体とストレスが蓄積し、疲弊してしまったことで転職を考えるようになりました。
ノルマがあること
成績が上がらないとなぜ上がらないのかを、常に上司からチクチクと言われます。例え私が好成績を残しても、残りのかたの成績が悪く、ノルマに達成できない場合は、私も含めて反省会を開かれます。
億単位の契約を取ったときに、同じように反省会をされたので我慢が限界にまで達してしまい転職をするしかないと思いました。
急な転勤をさせられたこと
地方銀行では基本的に3年に1回程度の頻度で転勤があります。それは先輩行員からも聞いていましたし納得していました。
しかし、私は働き始めて1年で転勤となりました。転勤させられた理由は上司に役職にして欲しいといったことのようです。
新人なのに生意気だと思われたんだと思います。面倒なことには首を突っ込まない上司なので、扱いにくいと思い人事部に相談したんだと思います。この件がダメ押しとなり転職を決めました。
利用した転職サイトはdoda
私は転職サイトはdodaを利用しました。銀行は地元の福井県にあるので福井県での勤務でしたが、大阪府など都会で働きたいと思い、思い切ってdodaを登録してみました。
大阪府のグランフロントの中に店舗があったので、週末話を聞きに伺いました。とても丁寧に話を聞いてくれました。
また、私が何を求めているのか一緒になって自己分析をしてくれました。転職するにあたって、何が必要で、対策をするには、どの項目を強化するべきかをきちんと具体的にわかりやすく教えてくれました。
私の担当の方は親切でわかりやすい説明をしてくれたので初めての転職活動も安心して行うことができました。
そして人見知りの私なのですが、心を開き転職活動に励めたのだと思いました。なのでdodaを利用して、本当によかったと心から思っています。
ただ、求人の数が思っていたよりも少なかったことが残念です。私が希望していた年収ではなかったり、勤務地や勤務内容があまりなかったのです。
数は少なかったのですが、質の良い企業は多くあったようにも思うので、求人数はあまり関係ないのかとも思いましたが、私の中では悪かった点だったと感じました。結果的には就職できたので、dodaにはとても感謝しています。
不動産業界に転職して良かったこと悪かったこと
私が転職した業界は、不動産仲介の業界です。賃貸などではなく、マンションや、戸建て、土地を専門とした、売買に携わるお仕事を選びました。
なぜ金融業界から不動産業界への就職を決意したかと言うと、年収の面と今まで行なってきた営業スキルを活かしたいと思ったからです。
また銀行で培ってきた営業スキルがどのくらい通用するのか純粋に試してみたい、という好奇心もありました。他にも勤務時間がしっかりしていると職場の方からの説明や案内があったからです。
休みの日や定休日、有給の取得率も高かったので、就職を決める上での大きな決め手となりました。
転職してみた結果、私はとてもよかったと感じています。なぜかというと、職場での関係がとても良好です。
さらに職場のかたからの説明でも合った通り、勤務時間が、とてもきっちりしていたからです。定時で帰れることは当たり前ですし、残業代も1分単位ででます。
自分が頑張った分だけ、歩合制でお給料にも反映されるシステムなので、私の性格ややり方にぴったりだと感じたからです。
今のところ悪かった点は見つかっていません。転職して本当によかったと、私は心から思っています。後悔はしていません。
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