地方銀行は土日祝日は基本的には休みです。最近では土日祝日も窓口が開いている銀行もあるようですがまだまだ少数派です。
また、住宅ローンなどの営業担当となると土日祝日も勤務なんてこともありますがこちらも稀なケースです。
ですので、土日祝日は仕事のことは忘れてしっかり休むことができると思っていたら間違いです。土日にもやることはあるんです。
- 各種資格の勉強
- 地域イベントへの参加
- 従業員組合の活動ヘの参加
入社してすぐは様々な資格を取得する必要がありますので土日に勉強する必要があります。また、お祭りなどの地域イベントにも参加することもあります。
さらに、従業員組合の行事などにも参加する必要があります。今回は私が勤めていた地方銀行であった従業員組合のイベントについてご紹介させていただきます。
従業員組合が開催する運動会に若手は必ず参加
私が勤めていた地方銀行には毎年従業員組合による運動会というものが開催されていました。従業員同士の親睦を深めようという趣旨のようでした。
イベントの趣旨はわかりますが、せっかくの休日が銀行のイベントで潰れるのって嫌じゃないですか?もちろん組合のイベントなので給料は発生しません。
私はめちゃくちゃ嫌でした。なんで休日まで上司の顔を見ないといけないんだと思っていました。
一応自由参加ということにはなっているのですが、若手は必ず参加するものという風潮があり、参加しない行員は白い目で見られます。
ですので、私も毎年嫌々ながらも参加していました。ほとんどの行員が参加するので、大規模な運動会となっていました。
従業員組合のイベントで面倒くさかったことベスト3を紹介!
運動会には普段なかなか会えない同期の社員に会うことができる機会なので多少は楽しみではあったりするのですが、それ以上に面倒くさいことがたくさんあります。
準備が面倒くさい
地方銀行の行員の数はもちろん銀行によって異なりますが、どの銀行も1,000人程度はいるのではないでしょうか?
1,000人が参加する運動会の準備を想像してみて下さい。事前準備がめちゃくちゃ大変じゃないですか?
当日も朝早くから若手は準備に駆り出されます。従業員組合のイベントのためにどれだけ自分の時間を使わないといけないんだと思っていました。
上司への挨拶回りが面倒くさい
まずは上司への挨拶回りが面倒くさいです。同じ支店内の上司であれば顔も役職もわかるので良いのですが、他の支店の支店長や役職の顔なんてわかりません。
それでもサラリーマンですので挨拶はしないといけません。この人誰?って思いながらその日は挨拶をしまくります。
上司から「あそこの人は〇〇支店の支店長だから挨拶をしてこい!」なんて言われたりもします。
上司は親切心から言ってくれているかもしれませんが、こっちからしたら話したくもないのに挨拶に行かないといけないのでいい迷惑でした。
熱い上司がキレるので面倒くさい
運動会の趣旨は行員間の親睦を深めるというものです。ですので、楽しく競技に参加したらいいんです。
しかし、たまに熱くなる上司がいて、負けるとめちゃくちゃ不機嫌になったりします。どんだけ本気なんだよと思っていました。そんな支店内の行員の雰囲気は最悪です。
不機嫌になった上司は私の直属の上司だったので今後の仕事に支障がないように大変気を使いました。
イベントへの参加は支店長の考え方次第
従業員組合のイベントには若手は強制参加でしたが、それ以外の地域イベントやお祭りへの参加は支店長の考え方次第となります。
地方銀行は地域に根差した金融機関ですので、地域のイベントは絶対参加するべきと考える支店長もいれば、費用対効果を考えると参加する必要はないと考える支店長もいます。
ですので、地域のイベントに参加するかしないかは支店長次第です。私がいた支店の支店長がイベント大好きで、商工会議所のイベントや地域のお祭りには必ず参加させられました。
ただ、幸いなことに行員思いの支店長だったので振替休日は必ずもらえました。休日出勤のサービス残業ではなかったです。その点だけが救いでした。
他の支店では振替休日はくれないところもあったので、本当に支店長次第なんだなと思い知らされました。
今は各種様々なイベントが減少しているので参加しなくていいのでラッキーと思っている行員はたくさんいると思います。
最後に
今回は私が勤務していた地方銀行で行われていた従業員組合のイベントについて紹介させていただきました。
どんな会社でも社員同士の親睦を深めるイベントなどはあるのかもしれませんが、地方銀行はその頻度が高いです。休日は自分の時間を確保したいと思っている方は嫌だとは思いますよ。
ただ、地方銀行員の宿命だと思って我慢しましょう。そして支店長になった際にはイベントへの参加は自由という事にしてあげて下さいね。
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