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銀行から公務員に転職した人は後悔してる?体験談でわかる真実とは

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銀行員から公務員への転職を考えている方の中には、「実際に転職した人は満足しているのか」「後悔している点はないのか」と気になる方も多いでしょう。

この記事では、実際に銀行から公務員に転職した方々の体験談をもとに、転職後の実態や満足度、直面した課題などをリアルにお伝えします。

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銀行から公務員に転職して「よかった」と感じたポイント

銀行から公務員に転職した方々の声を聞くと、多くの人が転職を肯定的に捉えています。特に以下のポイントで満足感を得ている方が多いようです。

営業ノルマから解放されて精神的に楽に

銀行時代は数字に追われる毎日でしたが、公務員になることでその重圧から解放された方が多いようです。

銀行員のころは毎日のようにノルマに追われ、上司に詰められ、必要のない金融商品でも顧客にお願いして契約てもらう日々。今の方が、精神的にはるかに余裕のある生活を送っています。銀行での営業職は、四半期ごとや月次の営業目標達成に向けて常にプレッシャーを感じる状況でした。「今月も投資信託の販売目標が達成できていない」「個人ローンの獲得件数が足りない」といった重圧は、日々の精神的な負担になります。公務員の場合、営業ノルマが基本的にありません。評価の物差しも、数字だけでなく市民サービスの質や業務の正確性など、多角的な要素で判断されます。そのため、「無理な勧誘をしなければならない」といった心理的葛藤から解放され、精神的に余裕を持って仕事に取り組めるようになりました。

「顧客のためにベストな提案をしたい」と思っても、ノルマ達成のために別の商品を勧めなければならないというジレンマから解放されたことで、自分の価値観に沿った仕事ができるようになったという満足感を得ている方も多いでしょう。

心に余裕ができたという声が多いのは、数字に追われるストレスが軽減されただけでなく、公務員としての働き方が自分の価値観とマッチしたからこそ得られた実感と言えるでしょう。

ワークライフバランスが改善された

公務員に転職して満足している理由として最も多く挙げられるのが、ワークライフバランスの改善です。

銀行では残業が常態化していたり、ノルマ達成のために休日出勤が必要だったりと、プライベートの時間を十分に確保できない状況が多くありました。特に支店の窓口業務や融資担当者は、閉店後の事務処理や翌日の準備で長時間残業することも少なくありません。

一方、公務員に転職したことで、以下のような変化を実感している方が多いようです:

  • 家族と過ごす時間が増えた
  • 有給が取りやすく、残業も減った
  • 子育てと仕事の両立がしやすいという声も

公務員は比較的定時で帰れることが多く、プライベートの時間を確保しやすい傾向があります。

「子どもの学校行事に参加できる」「家族との夕食の時間を確保できる」といった生活の質の向上が、転職して良かったと感じる大きな理由となっています。

また、休暇制度も充実しており、年次有給休暇の取得率が高い、夏季休暇などの特別休暇も利用しやすい、子育て支援制度が整っているなど、ワークライフバランスを重視した制度が整っています。

特に子育て世代にとっては、「子どもが熱を出したときに気兼ねなく休める環境になった」という点が大きなメリットと感じられているようです。

地域貢献を実感できるようになった

銀行から公務員に転職して良かったと感じる人の多くが、「社会や地域への貢献を直接実感できるようになった」という点を挙げています。

銀行員から公務員への転職を果たした私にとって、仕事の根本には常に「地域貢献」があり、住民一人ひとりの声に耳を傾ける姿勢が求められます。銀行員時代も金融サービスを通じて間接的に地域や社会に貢献してはいましたが、利益追求が前提のビジネスであるため、純粋な地域貢献という観点では物足りなさを感じていた方も少なくありません。

公務員になることで、以下のような直接的な地域との接点を持つことができるようになります:

  • 市民の生活に直結するサービスの提供
  • 地域課題の解決に向けた政策立案
  • 住民一人ひとりの声を行政サービスに反映させる

公務員と銀行員の一番の違いは利益を追求するかどうか。公務員では本当の意味で目の前の市民に対し必要なサービスを提供することができます。

これこそは仕事のやりがいにもつながり銀行より公務員になりたいと思う人が多い理由です。

「自分の仕事が社会の役に立っている」という実感は、仕事へのモチベーションを高め、長期的なキャリア満足度にも大きく影響するようです。

公務員として地域に根差した仕事をする中で、銀行時代とは異なる形での社会貢献を実感できることが、転職して良かったと感じる大きな理由となっています。

「銀行員としての経験は、公務員でも活かせるの?」と気になる方はこちらの記事をどうぞ。
▶︎ 銀行員の経験は公務員に活かせる?面接で伝えるポイント

銀行から公務員へ転職後に「ギャップ」を感じた人のリアルな声

一方で、銀行から公務員に転職した後、想像と現実のギャップに戸惑った経験を持つ方も少なくありません。転職を検討する際には、こうした側面も理解しておくことが重要です。

給与が思ったより低かった

転職して感じるギャップの一つが給与面での違いです。多くの場合、銀行員から公務員に転職すると、特に転職直後は収入が下がる傾向があります。

ボーナスや昇給に不満の声も聞かれます。銀行では業績連動型の賞与が支給されることも多く、良い成績を収めれば高いボーナスを期待できる場合もありましたが、公務員のボーナスは安定している反面、大きく上がることは少ないというギャップがあります。

ただし、長期的な視点で見ると必ずしも不利とは言えない側面もあります:

銀行をはじめとする金融機関は役職につかないとだいたい40歳ほどで年収は頭打ちになります。公務員は定年間際まで昇給しつづけることがほとんど。また、出向や転籍による給料ダウンもありません。そう考えると、トータルでは公務員の方が生涯賃金も高いのでは、と思っています。

また、給与面での物足りなさを感じつつも、「ワークライフバランスの改善」や「精神的な余裕」といった別の価値と天秤にかけた結果、総合的には満足しているという声も多く聞かれます。

給与面でのギャップを感じる度合いは、転職前の銀行でのポジションや、転職先の自治体のグレードによっても大きく異なります。

大手銀行の管理職から市町村の一般職に転職した場合は大幅な減収となる可能性がありますが、地方銀行から都道府県庁に転職した場合は、さほど大きな差を感じないケースもあります。

仕事の進め方が非効率でストレスに

公務員組織の仕事の進め方に戸惑いを感じる声も少なくありません。銀行では効率性や成果が重視される傾向がありますが、公務員の世界では手続きの正確性や公平性が優先されることが多いため、仕事のスピード感に大きな違いを感じることがあります。

特に以下のような点でギャップを感じる方が多いようです:

  • スピード感よりも「手続き重視」の文化
  • 決裁や稟議のプロセスが複雑で時間がかかる
  • 前例踏襲の傾向が強く、新しい取り組みが進めにくい

銀行では迅速な意思決定が求められる場面も多く、ある程度の裁量を持って業務を進められることもありました。一方、公務員の世界では、公平性や透明性を担保するために複数の承認プロセスを経る必要があり、「こんな簡単な決裁にもこれほど時間がかかるのか」と戸惑う方も少なくありません。

こうした仕事の進め方の違いは、「非効率」というよりも「公務員として求められる公平性や透明性を担保するために必要なプロセス」と理解できれば、次第に順応していくことができるようです。

また、銀行でも手続きやルールが厳格であることから、その経験を活かして公務員の世界にも適応しやすいという声もあります。

組織文化や人間関係の違いに驚いた

銀行と公務員では組織文化や人間関係の構築の仕方にも違いがあり、その違いに戸惑う方も少なくありません。

銀行は比較的成果主義的な評価体系を持つ傾向があるのに対し、公務員の世界では年功序列の要素が強い場合があります。

成果を上げれば評価される環境に慣れていた方が、年功序列の文化に適応するのに時間がかかるケースもあるようです。

また、銀行では支店間の異動が一般的で、定期的に環境が変わることも多いですが、公務員の場合は同じ庁舎内での部署異動が中心となるため、人間関係の構築の仕方に違いを感じることもあります。

銀行員と同じく公務員にも定期的に異動があります。嫌な上司に当たったら3年我慢しろ!と言われますが、銀行と違い公務員の異動は役所内異動のため物理的にその上司と距離を置くことはできません。

銀行の異動のように支店間を物理的に動くのはある意味気分転換にもなり良かったのに・・・

ただし、これらの組織文化の違いは、自治体や部署によっても大きく異なります。風通しの良い職場環境を持つ自治体も増えてきており、一概に「公務員は硬直的」とは言えない状況になってきています。

後悔しないために「銀行から公務員への転職前に準備すべきこと」

銀行から公務員への転職を成功させ、後悔を最小限に抑えるためには、事前の準備や心構えが重要です。実際に転職した方々の経験から、転職前に押さえておくべきポイントをご紹介します。

理想と現実の差を理解しておく

公務員に対して「ホワイトな職場」「安定している」というイメージを持つ方も多いですが、理想と現実にはギャップがあります。このギャップを事前に理解しておくことで、転職後の失望を防ぐことができます。

公務員の安定性と引き換えに得られないものとしては、以下のような点が挙げられます:

  • 成果に応じた大幅な収入アップの可能性
  • 迅速な意思決定や変革のスピード感
  • 民間企業のような機動的な組織運営

こうした点を理解した上で、「それでも公務員を選ぶ価値がある」と判断できれば、転職後の満足度も高まるでしょう。

何を優先するかで満足度が決まるという点も重要です。例えば、「収入よりもワークライフバランスを重視したい」「成果主義よりも安定性を求めている」という価値観を持つ方であれば、公務員という選択に満足できる可能性が高いと言えます。

また、公務員と一言で言っても、国家公務員、都道府県職員、市区町村職員では業務内容や雰囲気も大きく異なります。

理想と現実のギャップを事前に理解し、それでも「公務員という選択肢が自分に合っている」と判断できれば、転職後の満足度も高まります。

自分の価値観・人生設計を明確に

転職後の満足度を高めるためには、自分自身の価値観や人生設計を明確にしておくことが重要です。「なぜ転職したいのか」を言語化することで、本当に自分に合った選択ができるようになります。

例えば、以下のような問いに対する自分なりの答えを持っておくと良いでしょう:

  • キャリアにおいて最も重視するものは何か(収入、安定性、やりがい、成長など)
  • 5年後、10年後にどのような働き方をしていたいか
  • 家族や私生活との両立をどの程度重視するか
  • 地域や社会への貢献にどの程度価値を置いているか

こうした問いに対する答えが「公務員という選択肢と合致している」と判断できれば、転職後の満足度も高まる可能性が高いでしょう。

また、家族やライフスタイルとのすり合わせも大切です。特に、収入面での変化は家計に直接影響します。パートナーや家族と十分に話し合い、生活スタイルの変化にも対応できるよう準備しておくことが重要です。

金融機関からの転職を考える際には、転職先の選び方も大事な要素です。転職先を選ぶ際には、地域の特性や取り組みに共感できるか、自らの生活環境にも合っているかを慎重に考える必要があります。

すぐに転職せず、選択肢を広く持つ

転職は人生の大きな転機となる決断です。すぐに転職を決めるのではなく、複数の選択肢を検討することで、より自分に合った道を選べる可能性が高まります。

公務員試験と並行して、民間企業の転職活動も進めることで、選択肢の幅が広がります。転職エージェントを活用すれば、自分のスキルや経験が活きる業界や職種の情報を得ることができます。

転職エージェントを利用して活動してみると、良い求人が多く「これなら転職先がすぐ決まるだろう」と思いました。でも、実際は面接日程が合わせられず、内定がもらえないという状況が続きました。銀行に勤めながらの活動でしたので、平日に有給がもらえず面接もできずじまい…。

転職活動は時間と労力がかかるものです。特に公務員試験の場合、試験から結果が出るまでに数ヶ月かかることも珍しくありません。そのため、十分な時間的余裕を持って準備を始めることが重要です。

また、「銀行を辞めたい」という消極的な理由だけで転職を決めるのではなく、「公務員として実現したいこと」という前向きな理由を持つことで、転職後の満足度も高まるでしょう。

成功のためには時間をかけて選ぶことも必要です。焦って転職を決めるのではなく、複数の選択肢を比較検討した上で、自分に最も合った道を選ぶことが、後悔のない転職につながります。

実際に転職した人の体験談を読むならこちら

💡銀行員から地方公務員へ転職した方の実体験はこちら👇
👉 【体験談】地銀から市役所に転職した私のリアルな転職活動とは

まとめ|失敗しないためには「情報収集」と「自己分析」が鍵

銀行から公務員への転職は、多くの方にとって満足度の高い選択となっている一方で、想像と現実のギャップに戸惑うケースもあります。

転職を成功させ、後悔を最小限に抑えるためには、十分な「情報収集」と「自己分析」が鍵となります。

満足している人の共通点は「現実的な視点を持っていたこと」

転職後に満足している方々に共通するのは、公務員という仕事に対して現実的な視点を持っていたことです。公務員の仕事に過度な期待を抱くのではなく、メリットとデメリットの両方を理解した上で転職を決断しています。

特に、「給与面では銀行よりも下がる可能性がある」「意思決定のスピードは銀行より遅い場合がある」といったデメリットを理解した上で、それでも「ワークライフバランス」「安定性」「地域貢献」といったメリットを重視する価値観を持っていた方が、転職後の満足度が高い傾向にあります。

また、銀行で培ったスキルや経験を活かせる部署や役割を見つけることができた方も、転職後の適応がスムーズな傾向があります。自分の強みや経験が公務員としてどのように活かせるのかを具体的にイメージしておくことも大切です。

後悔しないために、しっかりと準備をしておこう

転職を後悔しないためには、十分な準備が欠かせません。特に以下の点に注意して準備を進めましょう。

情報収集

公務員の仕事内容、勤務条件、組織文化などについて、できるだけ多くの情報を集めましょう。実際に働いている方の話を聞くことができれば理想的です。

自己分析

自分の価値観、キャリア観、ライフスタイルの優先順位を明確にしましょう。「何を大切にしたいのか」を言語化することで、自分に合った選択ができます。

複数の選択肢

公務員だけでなく、他の転職先も視野に入れることで、比較検討ができます。転職エージェントを活用して、自分のスキルが活かせる業界や職種を探してみましょう。

十分な時間

転職活動は時間がかかるものです。特に公務員試験の場合、試験から結果が出るまでに数ヶ月かかることもあります。時間的余裕を持って準備を始めましょう。

銀行から公務員への転職は、多くの方にとって満足度の高い選択となっています。「営業ノルマからの解放」「ワークライフバランスの改善」「地域貢献の実感」といったメリットを重視する方にとっては、理想的な転職先と言えるでしょう。

一方で、「給与面でのギャップ」「仕事の進め方の違い」「組織文化の違い」といった点で戸惑いを感じる場合もあります。こうしたデメリットを含めて理解した上で、自分の価値観や優先順位に照らして判断することが、後悔のない転職への近道となるでしょう。

十分な準備と現実的な期待を持って転職に臨めば、銀行から公務員への転職は、あなたのキャリアと人生に新たな可能性をもたらしてくれるはずです。

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